速く読める力、付けたいですよね。
よく“TOEICは読む量が多いので全部を読んでいては解答時間が足りない”と
言う話を耳にします。
確かに。
問題の量は少なくはない。
でも、“多い”か?
広告とか、メニューとか、アンケート用紙とかも含んでるよね?
あれ、あんまり読むところないでしょ?
で、メールとか手紙とか新聞記事なんかでも200語とかですわな。
(まぁ、ホンマに長いのはもうちょっと長いけど。)
200語って、英検の1級じゃ、受験者が書くエッセーの長さですよ。
(もちろん、TOEIC受験者の大半は英検1級なんて受けないですが。)
英検準2級でも、250語以上の文章が出てますから、TOEICの一番
長いのと同じかそれ以上くらいの長さですよ。
長い長いという割には長くないと思いますね。
ただ、多くの受験者にとって、時間内に解答を終えるのが簡単でないのは
否定のしようのない事実ですね。
で、その対策をどうするか、だ。
読む量を減らす、のか?
読む速さを上げる、のか?
とりあえず今週末のテストで少しでもスコアを、っていう人は
読む量を減らしたいでしょうね。
で、TOEIC関連書籍市場でもほとんどの本はそのアプローチです。
それで良いのか?
意味が分からなくても正解が選べる。
文全体の意味は理解していなくても正解は選べる。
そういうスキルって、TOEIC後には役に立つの?
基本的には「読む速さを上げる」ことを徹底的にやるべきで、
読む量を減らすのは最後の手段にしてほしいと思うねんけどね。
ま。これもそれぞれの受験者の受験目的によるって話かしらん。
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