その中で、「なぬ!?」と思ったのがこの一節。
「どんなに英語力のある人でも、いきなり受けたら700点くらいしか取れないのでは? 」と語るのは、海外でMBAを取得した30代女性だ。TOEICには独特の技術が必要だという。
TOEICではもう限界? 転換期迎えたビジネス英語(1)(東洋経済オンライン)より
おいおい。それは無いやろう。
僕の初受験の時のスコア:720点
僕の現在のベストスコア:990点
これ、慣れだけか?
ま、初めて満点を取った時は1年半の間に3回受けたから多少は
慣れがあったでしょうね。
でも半年に1回ペースですよ。
全体の受験歴でも6回目での出来事です。
もっと言おか?
2回目:810点
3回目:970点(2回目の5年後)
この間、TOEICの勉強、一切なし。
で、2回目と3回目の間に英字新聞の記事を沢山読んで、
それをネタにしたディスカッションをいっぱいしてます。
んで、国連英検のA級と特A級の1次に合格してます。
TOEICの対策は一切せずに、英語力を付ける活動だけに専念した。
その結果、スコアが160点上がった。
要領や受験テクニックだけでも多少はスコアが上がります。
でも、ホンマに英語の力があったら、700点台ってことは
ないでしょう。
て、1人の一般人の感想に必死で噛みつかいでも。。。(^^;
同じ記事の後の方にある、
「英語でのビジネスができるかどうかは、英語力だけによるものではない。その人物の実務経験や人間力、コミュニケーション力などのトータルの力があってこそ。『TOEICのスコア=仕事能力』ではないのに、ない交ぜに語られており、そこに最大の問題がある」(鳥飼玖美子・立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科教授)。
TOEICではもう限界? 転換期迎えたビジネス英語(3)(東洋経済オンライン)より
のご意見が尤もだと思いますね。
よく「TOEICはコミュニケーション能力を測れているのか?」という
疑問や批判を耳にするけど、TOEICは英語のテストですからねぇ。
コミュニケーション能力は測れませんよね。
日本語でもコミュニケーションの上手い人、それほどでもない人、
下手な人と色々いるように、言語そのものの知識や使い方だけでは
コミュニケーションは論じることができません。
TOEICにしても英検にしてもなんの英語のテストにしても、英語で
コミュニケーションを取る上での“英語の”知識や能力を測ろうと
してるだけですからねぇ。
まぁ、いずれにしても、受験の要領ばかりを追い求めて練習するのは
止めた方が良いですね。TOEICだけに特化して勉強するのも勿体ないと
思います。
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