私もここ1年半くらいはほぼ毎回受験しているので、
何度か同じ問題に出合った事があります。
といってもテスト後に問題を再現する、なんてことは
してないので、殆ど忘れてるんですけどね。
それでも時々「あぁ? これ見たことあるでぇ。」と
思う問題があります。
で、それに絡んで、ちょっとした騒動(?)になったようですね。
ブログ「TOEIC満点&アメリカ移住への道」を運営するMorite2さんと、
ブログ「TOEIC連続満点サラリーマンのブログ」のTEX加藤さんのもとに、
TOEIC運営委員会から公開テストの速報をやめるようにとの依頼が
あったようで、お二人のブログからは、過去の公開テストの内容に
関する記事は削除された模様です。
それに関連して、神崎正哉さんのTOEIC Blitz Radio (TBR)でも
公開テスト後の講評番組をやめるようですね。
今回の件に関して色んな方のブログを私が見た範囲では、
TOEIC運営委員会の措置に対する批判的な意見が多いように
思います。
まぁ、私が見た範囲というのが、TOEICに向けて学習をしていて
Morite2さんやTEX加藤さんのブログ、TBRのファン(?)という
方が多かったというのもあるでしょうけどね。
んー。
私の反応はちょっと違う。。。
「非公開」のハズの問題をばらすのはアカンやろ。
TOEIC運営委員会が「やめてくれ」と言うのは
自然とちゃうか?
以上。
あ。友達失いそう(^^;
ま、私も放送時間には聞けないものの後日ダウンロードして
それなりに楽しんでいたのでちょっと残念なのは事実なんですが。
(結局、聞いとんのかい! あ、聞くのは聴いてますよ。
神崎さん、好きやし。Morite2さんも一緒にセミナーした仲やし)
でもね、TOEICというのは「モノサシ」なんですよ。
「素」の状態で受けて何点になるのかを知るための道具。
だから、再度出題される可能性のある問題を公表されたら
モノサシがゆがんでしまいます。
モノサシを売ってるおじさんが、モノサシを歪めようとする
人に対して「やめてくれ」って言うのは至極当然ですよ。
受験する側にしても、再度出題される可能性のある問題を
読んでしまったらホンマの値が得られません。
それは悲しむべきことですよ。
「テスト直後に答えを確認して強烈な印象を得ると記憶に残り易い」
から、問題・答えを公表する方が「教育的」という意見もありますね。
でも、そもそも”TOEIC”というのは「モノサシ」として作られている
のであって、受験者を教育するためにあるものではないんだから、
「教育的」であるかを云々すること自体がナンセンス。
別に公開テスト“で”学ばなくても、そこらじゅうにゴロゴロある
英語の素材に接すれば、英語の力は伸びますよ。
過ぎ去った「非公開」であるはずの問題を振り返るより、
今日のニュースでも英語で読んだほうがマシ。
公式問題集のコピーイングをやった方がマシ。
(別に素材は何でも良いけど。。)
ただねぇ、11/29のTBRで面白いこと言うてはりました。
いや、その「面白いこと」というのは、問題の再利用に関して。
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韓国のTOEICは問題の再利用が一切ない。これは韓国の
TOEIC受験産業が問題の再構築を大々的にやったために
問題の再利用が出来なくなったから。
ならば、日本でももっと大々的にやれば、日本のTOEICからも
再利用問題がなくなるんじゃないか。
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なるほど。
オモロイ。
そういう崇高な(?)目的のためなら良いか!?
なんなら協力しようか!?(笑)
僕も問題再利用に関しては、常々苦々しく思ってますから。
誰がなんと言ったって、再利用された問題を体験済みの受験者には
今のTOEICじゃぁ、歪みまくった「モノサシ」ですからね。。。
ちゅうかねぇ、責任の所在がTOEIC運営委員会なのかETSなのかは
分りませんが、
“ネットで申し込んだら翌年同月の会が割引”って、誘導しておいて
その会で問題を再利用するって、間が抜けすぎてませんか??
自ら「モノサシ」をひずませているようなものだと思うんだけど。。。
それで「ブログに正解を載せるな」って、すんごい矛盾を感じる。
とりあえず、
ブログを書く人もラジオをやる人も書籍を書く人も本物を作る人も
実際に出題された問題を再現して提供するのは止めて頂きたい。
以上。(長いっちゅうねん)
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