音声ファイルを編集していて、
「これは読者の方だけやなくて一般の人にも効いて欲しい」
と思った部分があったんでブログに載せることにしました。
この本、TOEIC の本なのに、やたらと口頭練習をしてもらうんですね。
で、その理由とか効果について、本の流れに従って1週間体験して
いただいた Clare さんの生の声です。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
僕が常々思っていることなんですが、英語の練習は『T字型』で
やると効率が良いんです。
どう言うことかというと、
1.縦の軸:トコトン取り組む限られた数の素材
2.横の軸:1回しか触れない膨大な量の素材
の両方をバランスよく使うのが良いと思うんです。
縦の軸は、それこそ一言一句、イントネーションや間まで
完全に覚え込んでしまう勢いで音読したり、何十回、何百回と
目を通したりして体の奥底まで刷り込みます。
そうすることで、その素材に含まれる単語や言い回しや文の構造が
内在化されます。いちいち考えなくても口が勝手に動いてしまう
状態に持って行くわけです。
いわば、日本語と同じレベルで操れる表現のストックですね。
ただ、このアプローチだと、恐ろしく時間がかかります。
そこで、横の軸。
こちらは、一度しか触れません。
(ま、気に入ったらもう少しやっても良いですが)
一度しか触れない代わりに量をこなします。
多読・多聴というやつですね。
ニュースを見る、ドラマを観る、映画を観る、
新聞を読む、雑誌を読む、本を読む、
人と雑談する、人を説得する、人と議論をする、
意見をまとめて書く、tweetする、日記を書く、
などなど、大量の英語に触れて新陳代謝をよくします。
これを TOEIC の学習に当てはめて考えると、『1.縦の軸』と
いうのは、まさに『2か月で攻略 TOEICテスト900点!』で
取り上げているような練習です。
『2.横の軸』というのは多くの問題にあたることですね。
あ、こちらも『2か月で攻略 TOEICテスト900点!』でできますね。
なんせ700問入ってますから。
(て、宣伝かい)
いや、まぁ、そうなんですけど(笑)。
常日頃から正しいと思っている、『T字型』の練習をしていただける、
そんな本を作りたいと思って作ったのがこの本なんで、ぜひとも
それに乗っかって欲しいなぁと思う訳です。
特に『1.縦の軸』をしっかりやって欲しい。
『2.横の軸』は模試なんかでも出来ますけど、『1.縦の軸』を
やらせてくれる本は多くはないですからね。
両方できるのは
ですよ。
(しつこいな)
まぁ、お約束ということで(笑)