『Be Proactive』。
創刊当初は、メインの Extensive Reading Assignment の
頭文字を取って「ERA」と読んでたんですけど、次第に
他の内容が増えてきて、ERAでは全体を表せなくなって
2012年の7月に『Be Proactive』と改名しました。
proactive というのは、プロセス英語会の名前の由来に
なってる単語、proactivity の形容詞形です。
あ、因みにプロセスって、process が大事って話ではなくて
Proactivity leads you to success. のアタマと最後を取って
くっつけてるんですよ。
自ら主体的に環境に働きかけて英語に触れる時間と量を
積極的に稼いでいく学習者こそ成功するワケで、ぜひぜひ
そういう人たちが集まる場所にしたいなぁという想いが
ある訳ですね。
昔、英会話学校で勤務していた時に見た2つのタイプの
生徒さんの姿が印象的やったんです。
1つ目のタイプは、英会話学校に入ったことで妙に安心
してしまい、学校がおススメする学習方法を部分的にやって
出来てるつもりになってる人。
こういう人は、なかなか伸びません。1つのレベルの
レッスンを受講し終って次のレベルに勧めるかどうかを
確認する Progress Test というテストに何度か落ちるのが
典型的なパターンでした。
もう一方のタイプの生徒さんは、あくまでも英会話学校は
自身の英語学習のごく一部であることをしっかり分かって
いる人たちですわ。
学校がおススメする練習方法をなぞるだけやなくて、自分で
アレンジしたり、勝手に学校の教材以外の課題を見つけてきて
取り組んでたり、となにせ主体的。
自分の英語体験の質に自分で責任を持ってるという感じです。
こういう人は伸びるのが速いんですよね。
まぁ、生活の中で英語に接してる絶対量が全然違うワケやから
当然と言えば当然ですけど。
そんなワケで、『TOEIC730点コース』に申し込んだからと言って
コースの課題だけをやるんやなくて、自分でいろいろ取り組んで
行ってもらいたいなぁと思う訳ですね。
その一環として、TOEIC の素材だけやなくて、自然界の英語にも
触れて、総合的な英語力を圧倒的につけて TOEIC のスコアにも
反映させようという趣旨で始めたのがERA。
その後、茅ヶ崎方式レッスンの方にもお送りするようになり、
ERAだけを活用するWeb会員というものも設定したりして
変わってきました。
まぁ、それが2000号ですわ。
もう7年やってるんですねぇ。
早いもんです。
この先もいつまで続くのか分かりませんけど、Proactive な
learners of English の皆さんと一緒に進んでいきたいと
思います。