ことに気付くことがあります。
例えば文法問題。
実例に基づきつつ、適当に例をでっちあげます(笑)けど、
〜〜〜 device, ------- has an improved sensor.
(A) that
(B) which
(C) 以下省略
というような問題で、自信を持って (B) which が選べない人が
結構いてはるんですよ。
相当、高いスコアをお持ちの方でも。
コンマを挟んで関係詞節が名詞を説明するときってのは、
「家は家でも3階建ての家」みたいな、名詞の内容を限定
するような説明ではなくて、単に補足情報を付け加える
ような説明の仕方なんですけど、that にはこの用法が
ないんですよね。
だから、これが分かってると上の問題は100%の自信を
もって3秒で判断して2秒で塗り終わる問題。
『TOEICテスト Part 5 文法をこれ以上無理やっ
ちゅうほどやさしく教える本』って、かなり
初心者の方をイメージして書いたつもりではあるんですけど、
結構、高いスコアを持ってはる人にも役立つかも。
ひょっとして今のスコアは脆弱な文法理解の上に立ってる
砂上の楼閣なんやないやろか? と一抹の不安をお持ちの方、
良かったら手に取ってみてください。