英語の音節は、【子音+母音+子音】で構成されています。
つまり、音節の最後は子音なんですね。
日本語はすべての音節が母音で終わりますから、ここが
根本的に違います。
と、ここまで読んで、「おいおい、それは言い過ぎやろ」と
思うた方もいはるでしょうね。
例えば to なんて単語はどうやねん、と。最後は母音やんけ、と。
そんな単語、いっぱいあるやんけ、と。
確かに単語単体で考えると、母音で終わる音節というのは存在します。
でも、フレーズや文になると、前後の単語がつながって発音されるんで
事情が変わるわけですね。
例えば、go to Nagoya というフレーズを考えると、go も to も単独では
母音で終わってますけど、フレーズ全体を言うときは、後ろの単語と
くっつけて発音しますから、got ton nag goy ya のようになります。
母音終わりの単語が文末に来ると、母音終わりの音節というのもできるん
ですけど、音節の数全体から言うとごくわずかですわな。
せやから、go でなくて got(こう書くと get の過去形みたいやけど)と
いう感じで音節ごとに読んでいって、それをスムーズにつなげていくと、
英語らしく話すことができるんですね。
それを練習するのが【音節読み】ですわ。