19人と大人数だったんで、個別のフィードバックはかなり
難しいかなと覚悟していたんですが、皆さん、かなりスムーズに
指摘したことを実行していただけたんで、思った以上に細かく
見ることができましたね。
喉で息を止めないこととか、口と喉の境目を広く開けて大きな
空間を作ることとか、喉の底で響かせることとか、音節の
仕組み(すべての音節を子音で終える)とか、皆さん、意外
だったみたいで、「喉から鱗が落ちた」と仰ってました(笑)。
まあねぇ、一般的には口の形とか舌の位置ばかりに目を向けて
指導されるケースがほとんどやろうから、喉とか音節に注目
する機会がないんですよね。
そういえば、個別にアドバイスした「できるだけ口と舌を動かさずに
話すように」というのも衝撃やったようです(笑)。
でも、一般人が普通に話す時は、英語でも日本語でも何語でも、
楽に話そうとしてるはずなんで、最小限度の動きで許容範囲内の
音を出してるはずです。
日本語でも普段の会話で口をバカバカ開けて喋ってる人って
見ませんやん? 英語を話している英語ネイティブを見ても
同様ですわ。
口の形やとか(母音のときの)舌の位置やとかを事細かに
指導する発音指導者の言うことは聞き流して、楽な方法で
しゃべりましょうね。