英会話学校の教務課にいました。
まぁ、英会話のレッスンを担当してたのは多いときで週に
3コマくらいで、普段は時間割作成とか講師のスケジュール
管理をしてましたけどね。
で、その学校での会話のレッスンというのは、ベースになる
会話を予習してきて、クラスではそれに似てるけどちょっと
違う状況での会話をやってみるというパターンでした。
自宅学習の段階でその場面設定で使える会話表現を習って、
口慣らしをしたうえで、少し違う状況に合わせてセリフを
変えて使うというやり方ですね。
それと同じようなことを TOEIC のパート3の会話を使って
やることがあります。
まずはCDを使って会話のパターンを習得するための音読練習。
リピーティング、オーバーラッピングをして、体(というか口)に
会話を覚えさせます。
で、違うけど似てる状況を設定して、その新たな設定の下での
会話をペアで作り上げていくわけね。
これをやると、パート3に出てくるような似た会話を自分で
やることになるんで、パート3の会話を聞き取るのが楽になります。
自分が話せる内容は理解するのも楽ですからね。
それに実際に似たような場面(例えば服の色が気に入らない、とか)に
自分の思いを伝えるのが楽にできるようになりますね。似た会話を
疑似体験してるわけやからね。
パート3の会話って、使いようによったらなかなか良い英会話教材に
なるなぁと思います。