1つのセットになった「音節」というものが基本です。
「音節」というのは必ずしも【子音+母音+子音】で
ある必要はなく、日本語の音節は【子音+母音】と
いう構造になってます。
で、この2つの言語間での「音節」構造の違いが、
日本語話者が英語を英語らしく話すネックの一つに
なってます。
本来は【子音+母音+子音】となるべきところを
【子音+母音】で済ませてしまおうとするわけですね。
で、英語の音節の構造(【子音+母音+子音】ということ)を
意識しやすくするために、表記の仕方をちょっといじってみる
ことを、僕は『発音ワークショップ』などで実践してます。
どんな書き方かというと、音節の境に子音が一つしかない場合、
その子音を2回書くということなんですね。ついでに、音節の
境が分かるように、カッコで囲んだり、ハイフンでつないだり
することもよくやります。
つまり、summer を、sum-mer のように書くわけですね。
あ、summer の場合は、元々スペルでも m が2重になってますから
あまり違いが分かりませんかね。
他の例だと、autumn なんかそうですね。aut-tumn という
感じで2つの音の塊として発音します。
ぜひぜひ、音節の後ろ側の子音を意識して英語を話して
みてください。