ほぼ1年ぶりに『TOEICまつり』を行います。『第29回TOEICまつり』です。
会場は、『TOEICまつり』発祥の地、神戸国際会館セミナーハウス。
そう。2009年の8月に神戸国際会館で森テツさんとJoyさんをお呼びして開催したのが全ての始まりやったんですね。
ただ、この「第1回」は8/9に練習をしたパート4のトークを8/30にRecitationしてもらう部分と森テツさんにリードしてもらってTOEICの問題を作る部分の2本立てという構成。今の『TOEICまつり』とはずいぶん違う感じでした。
現在の『TOEICまつり』の感じに近づいたのは「第2回」から。確か、このときは神崎正哉さんに来ていただいたと記憶してます。神崎さんには何度か来ていただいて2011年と2015年には東京での『TOEICまつり』にもご参加いただきました。
その後、Jayさんこと早川幸治さんをお呼びする時期がありましたね。Jayさんにも数回来ていただきました。
その後、大阪在住のテッドさんとJoyさんと僕の3人でやることが多くなって現在に至る感じ。
いやいや、TOEICまつりの歴史なんて、誰が興味あんねん?て話ですね。
「第2回」から今まで変わらずに踏襲してきているのは、単にTOEICの問題を解いて解説をするのではなく、グループで協力して取り組むアクティビティを中心にしていること、そして、そのアクティビティがTOEICで直接問われるリスニング・リーディングの能力だけにとどまらず、話したり書いたり問題を作ったりすることを求められる内容を含むこと。
話したり書いたり問題を作ったりというと、「それ、役に立つんですか?」って思う人も少なくないんやないかと思います。
まぁ、短期的な効果は出にくいですわな。
例えば、1か月後の公開テストで劇的にスコアが上がりますか?言うたら、まぁ、そんなことはないかも知れません。
でも、TOEIC Listening & Readingテストのスコアだけが良い状態では満足できないという方には楽しんでもらえるんやないかと思います。TOEICのスコアは、あくまでも一つの目安で、最終的には英語を使っていろんな形でコミュニケーションを上手くとれるようになりたいと思うてる人にとっては、話したり書いたりっていうのは(少なくとも将来的には)避けて通れないことですよね。
っちゅうか、避ける必要もなくて、まさにその力を付けたいっていう内容ですわ。
となれば、みんなで協力しながら、脳に汗かきながら、実際に体や口を動かして取り組んでもらったらええんとちゃいますかね?
今回の『第29回TOEICまつり』では、「文脈をたどる力」にフォーカスを当てます。
意図問題とか文選択問題、位置選択問題なんかを確実に解いていくためには、文脈が分かってないとイケマセン。瞬間瞬間に何が述べられているかを理解するだけやなくて、前後にどんな内容が述べられているのかを関連付けて、全体の流れを把握していかないとアキマセン。
これって、日本語で会話したり、まとまりのあるものを読んだりする場合には当たり前のようにやっていることなんですよね。それを英語でもできないと、やっぱり上手いことコミュニケーションが出来ひんわけです。当然、できるように頑張らんとアキマセンよね。
講師と参加者の皆さんと楽しみながら「文脈をたどる力」を養いましょう。
ざっくりとした概要はこんな感じ:
日時:2018年12月15日(土) 12:30〜16:30
会場:神戸国際会館セミナーハウス701号室
講師:和泉有香(Joy)、後藤理恵子(り〜やん)、天満嗣雄
定員:36名
参加費:6,000円
内容:「ぶんみゃくパート2」、「意図意図パート3」、「意図づくしパート4」
「シャッフルパート3」、「口頭ダブルパッセージ」
『第29回TOEICまつり』の詳細・お申し込みはこちらから。