結構な反響を呼んでます。(このブログ的に(--;)
直接、ブログにコメントを残してくださった方々以外にも
右上の“メッセージフォーム”からコメントをお寄せいただいた方も
いらっしゃいまして、ご了解いただいている範囲内でご紹介します。
まずは、Mind keeperさん。
> 神崎正哉氏の『新TOEIC TEST「正解」一直線』や
> ロバート・ヒルキ氏とポール・ワーデン氏の
> 『新TOEIC TEST実戦パーフェクト模試』は最悪です。
> こんなものやってたら英語の実力はつきません。
おぉ、思いっきりズバッといきましたね(^^;
両方ともTOEICの模試ですね。
確か『新TOEIC TEST「正解」一直線』
解説のページにある手書き風の文字と該当箇所を示す矢印が
特徴だったと思います。(立ち読み情報)
『新TOEIC TEST実戦パーフェクト模試』
知らないんですが、このお二人の著作ならかなりTOEICの傾向に近いんじゃ
ないでしょうか。
「大学って。。。」のコメントにも書きましたが、こういう英語学習用の
本というのは、そのものの価値もさることながら、その使用方法によって
得られるものは大きく左右されると思います。
何をもって“英語の実力”というかは意見の分かれるところかと思いますが、
ある程度のレベルまでのインプット用の素材としてはこういう教材も
かなり“イケテル”というのが私の考えです。
つまり、英語を使って意思疎通や意見交換を行うためには、まずは英語の
単語や文法、いろんな場面での言い回しなどをインプットする必要があります。
日本語でも同じですね。我々が使っている単語や文法、言い回しなどで
私たち個人が発明して多くの人に認知されるようになったものなんて
皆無に等しいわけです。みんな子供のころから周囲の大人が使うのを聞いて
真似て覚えたか、もう少し大人になって本や新聞・雑誌などから読んで
覚えたかのどちらか。
つまり、アウトプットの大前提としてインプットがあるわけです。
インプットされていないものはアウトプットしようがない。
インプットが充分でない段階では“英語の実力”云々以前な訳です。
TOEICで600点、700点という段階では
全然インプットが足りません。
っちゅうか、私なんか、990点を5回ほど取りましたけど、それでも
“全然”足りてないと思ってます。
(だからこそ、オバマさんやらスティーブさんのコピーをやってる
訳ですけどね。)
これらの素材に含まれている表現をパッと躊躇なく使えるかと言われると、
私は自信がないです。そもそも知らない表現も入ってるはずですし。
だから、こういう素材を使って英語を取り込むという作業までやれば、
“英語の実力”はアップすると思いますよ。
もちろん、インプットばかりやっていて、取り込んだ素材を使って
自分の伝えたい事を表現する機会を持たなければ、
“使える”ようにはなりませんけどね。
さて、続きです。
> 神崎先生の本の「リスニング55本ノック」には、驚かされました。
> パート2対策の55本の対話を100回ずつリッスン・アンド・
> リピートするというものです。とても時間が足りません。こんなことを
> やるより、『オバマ演説集』でコピーイングの練習をのんびりやるほうが
> よっぽどいいと思います。
はい。『オバマ演説集』
を使うというのは大賛成です(^^)
ただ、上にも書いたとおり、TOEICのパート2で意味がパッと分かるレベルに
達していない人にとっては「リスニング55本ノック」というのも役に立つと
思いますね。
ただし、100回ずつやる必要はないでしょう。
私がとりあえず目安としてお勧めしているのは、
“文字を見ずにCDと同じ言い方でスラスラ言える”
レベルです。つまりコピーイングの完成ですね。
55本のうち、別に練習しなくてもほぼ自由にアウトプットできるような
表現は練習する必要はないでしょうし、10回程度で足りるものもあるかも
知れません。物によっては100回必要なものもあるかもしれません。
回数は各自が決めればよいことでしょう。
神崎さんが100回と書いてらっしゃるのなら、恐らく一つの目安として
書かれているんじゃないでしょうかね。或いは、読者一人一人にとって
必要な回数はバラバラなので個別のケースを一々挙げるわけにいかないために
多めの回数を提示しているのかもしれません。
ふぇ〜〜〜〜。メッチャ長くなった。
他にもご紹介したい所なんですが、回を改めます。
人気ブログランキングへ!
英語のトレーニングセンター@西宮北口
TOEIC対策・茅ヶ崎方式 プロセス英語会
ラベル:TOEIC
【関連する記事】
インプットされていないものはアウトプットしようがない。
納得です。これは曲作りでも一緒です。
谷村新司さんが「曲はウ○コだ」と言ってたと人から聞いたことがありますが(何か周りはひいてたらしいですが(笑))、まさにそうで・・・食べないとでるもんもでないです。我々、何もないところから何かを「創り」出してるわけではなく、既に存在するものを自分の中に取り込み、自分というフィルターを通して外に出しているに過ぎない。・・そう思います。
ところでコピーイング、調子に乗ってきました!てんまさんが楽しそうなのは薄々気づいていましたが(笑)、こんなに楽しいもんだとは知りませんでした!(#^-^#)/
私の「正解一直線」を話題に上げていただき、ありがとうございます。
「100回Listen & Repeat」に関して、ちょっと補足説明させてください。あの、これ、一気に100回やるんじゃなくて、1日10回やって、また違う日に10回、また再度10回というように繰り返して、全部で100回やる(10日に分けて、必ずしも連日でなくていい)。まあ、100回という数自体はあくまでも目安なんですけど、そのくらい何回も繰り返せば、暗記しようという努力をしなくても、自然に体で覚えられる、体に音と意味が刷り込まれ、日本語を介さず意味が取れるレベルになるという趣旨のトレーニングです。初心者の方はこういう野球の1000本ノック的なトレーニングが必要だと思います。英語の基礎力が付きます。
もちろん、『オバマ演説集』でコピーイングの練習をのんびりやるほうが、楽しいと思います。で、楽しいほうが学習効果が高まります。でも、パート2の問題でより多く正解を得るためには、55本ノックの方が効果的です。
あと「TOEIC模試本をやってたら英語の実力は付きません」というコメントに対してですが、てんまさんのおっしゃるとおり、使用方法によって得られるものは大きく左右されます。模試解いて、答え合わせして終わりだったら実力は付きません。ただし模試の問題中に英語を使って、英語の実力を伸ばす方向につなげることも可能です。例えば音声CDを使って英語の音の練習をする。模試中に出てきた単語、表現、言い回し等を覚える。メールや手紙などの文の組み立てを学ぶなどです。
長々と言い訳がましいコメントで失礼しました。
谷村新司さんの「う○こ」の話、面白いですね。
コピーイング、お気に召したようで何よりです(^^)
私は相当楽しんでますね(^^) まぁ、なんといっても
年季が入ってますから。
あ。これに関して音声ファイルを録音したんだった。近い内にアップします。
神崎さん
『新TOEIC TEST「正解」一直線』買いましたよ。
どんなもんかちゃんと見てみたかったので。
で、55本ノックの部分を見ました。10回ずつ10日分の
記録表がついてましたね。あのような記録表というのは
学習者に実践してもらうための工夫だと思うんですが、
こういうものを入れようとするとどうしても全読者に対して
同じものを提示しなければならないので難しいですよね。
(ある人には100回も必要ないけれど、ある人には必要だから
100回分を載せざるをえない訳ですから)
オバマさんのコピーをやろうと思ったら、それなりの
力が必要ですよ。こんなことを書いてますけど私もまだ
納得のいくレベルに達してませんもんね。
早くしないと就任演説が終わってしまうよぉ。
はじめまして。
ヒロ前田さんのブログやメルマガからこちらにたどりつきました。
漢方、携帯版、英語でニュースと全て楽しく購読させてもらってます。
今では更にここから「英語喉」かずさんの所にも行ってます。
きっかけはBack to the futureの"〜come here boy 口笛"の記事でした。
「英語」と「日本語」の大きな違いを「発音」以外にある事を始めて気付きました。
さて今回の
「TOEICで600点、700点という段階では
全然インプットが足りません。」
というお言葉はズシリと響きました。
でも仰るようにインプットだけではなく、アウトプットをしてこそ身に付くんですよね。
自分なりにアウトプットと思い最近、街を歩いている時とかに「独り言」というか、ふと思う事を無茶苦茶なりに「英語」で喋ってみてます。
「今日は寒いなぁ」から「あの子可愛いなぁ」まで(笑)
これからよろしくお願いします。
コメント有難うございます。
メルマガもご利用頂いているようですね。
有難うございます。
(最近、配信ペースが乱れててすみません)
"Back To The Future"の口笛ネタに反応なさいましたか(^^;
アレはヒロ前田さんとBTTFについて話しているときにに出た
話題なんですよ。
「独り言」はとても良いですね。
パッと頭に浮かんだことをとりあえず英語で表現してみるってことですよね。
これは私も以前実践していました。
なんで今はやってないんでしょうね(笑)
あ。オバマさんとかスティーブさんのモノマネで忙しいんでした。
今後ともよろしくお願いいたします。