CDQ、すなわち Context-based Question とは、
パート6で空欄のある文以外を読まないと解けない問題。
例えば、
The construction of the complex ------- in June.
(A) begins
(B) began
(C) will begin
(D) had begun
という問題。
これだけの情報じゃ解けませんやろ?
(A) begins は気持ち悪いです。
The construction of the complex と話題がメチャメチャ具体的なので、
その始まるタイミングも具体的に1回しかないハズ。
別に具体的なある年の事を言っているのではなくていつのことでも
構わないから現在形で表現する A school year begins in April.
なんていうのとは訳が違います。
でも、それ以外はあり得ます。
(D)はこの文だけを見ると変ですが、その前の文で Complex が
完成したという話題が登場していれば不自然ではありません。
つまり、(B)、(C)、(D)は正解になる可能性があって、この文以外の
文を読んで文脈を掴まなければどれが正解なのかが決まらないワケ。
こういう問題がTOEICのパート6には4問くらい出ます。
ま、12問中4問だから、少数派ですけどね。
でも、このタイプの問題はパート6にしか出ないんですよ。
パート5にもパート7にも出ない。(当たり前だ)
だからこそ、パート6の問題にはこの手の問題を入れておいて欲しい。
パート6は全てCDQにするべきだとさえ思っているワタクシですから、
CDQのない問題集は個人的にはお勧めしにくいですね。
当然、授業でも使いません。
以上、独り言でした。
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