今回の『発音ワークショップ』は、日本語と全然違う
英語の「音節」に着目して、正しい音節の数でしゃべる
練習をしました。
子音と子音の間に不要な母音を入れないで話す。
これ、メッチャ大事です。
(前にも書きましたが。)
クリスマスは、音の塊が5つ。
Christmas は音の塊が2つ。
Christmas をちゃんと二息(?)で言うには
kr とか sm とかを間に母音を入れずに
スパーンと言わなアキマセン。
kuri とか suma とかになったらアカン。
それをね、ちゃんと練習しました。
で、もう一つ。
『another は正しく発音できるか?』ってタイトルと
関連することなんですけど、n をちゃんと2回分言わないと
正しく発音できなんですよ。
はぁ? 2回???
と思います?
another というのは音節が3つ。
スペルのまま書くと、an と noth と ther という3つです。
だから、an-noth-ther というつもりで言わないと
正しく発音できないんです。
a-no-ther のつもりで言うてしまうと日本語っぽくなってしまいます。
英語の音節は(子音+母音+子音)です。
音節の境目に子音が一つしかない時(another の n とか th)は
その子音が前の音節の最後の音としても、
次の音節の最初の音としても機能します。
もちろん、もともとは一つしか子音はないワケなんで、
“アヌナズザ”みたいになるわけではありません。
最初の n は舌が上顎に触って口の中の息を捕まえて
音が鼻で共鳴するところまで。
で、そのまま捕まえてた息を話して n が終わるまでは
二つ目の音節の頭の音としての“2回目の”n として
発音する感じ。
だから一つの n の音なんやけど、2つの n のそれぞれ
前半部分と後半部分をつなげて言うてる感じで、ちょっと
日本語の感覚よりは眺めに発音される感じ。です。
あ、n を2回分言うということは th も2回分言う必要が
あるんですが、どういう訳か、n の方がより目立つんで
最初は n の方だけ書きました。
ぜひぜひ、子音と子音の間に余分な母音を入れないのと
音節の境目にある単体の子音を2回分発音するってのと
注意してみてください。
文字だけじゃよう分からん、という方は是非
「発音ワークショップ」にご参加を。
次は10月1日(月)のお昼ですが、今後も設定していきます。
≪10月1日(月)昼の回≫
日 時:10月1日(月) 昼1時15分〜3時15分
会 場:エビータの森貸教室2階 A教室
(阪急西宮北口駅北西出口から徒歩3分、
アクセス方法はこのページの下の方)
参加費:3,500円(会員の方は2,500円)
※参加費は当日、おつりの無いようにお持ちください。
申 込:お申し込みはこちらのフォームからお願いします。