一番勿体ないのは、
「知ってる単語やのに聞き取れへん症候群」
でしょう。
これ、日本の中学校での英語教育が根本の原因ですけどね、
英語の音を日本語のフィルターで聞こうとしてるからですよ。
例えてみたら、ギターを持ってるのに、三味線の弾き方で
弾こうとしてるようなもんですわ。
上手いこと、行かんわね。恐らく。
英語に限らず、言葉を覚えようと思うたら、まずはその言葉の
音を覚えなアキマセン。
言葉いうのは本質的には音やからね。
で、上達してきたら書きことばにも進んでいかんと困るんや
けど、最初は話し言葉から入るのが自然ですわ。
相手の言うことが分からんことには返事のしようがありません。
ということは会話も進まへんから、新しい情報も言葉に関する
知識も入ってきません。
そんなんでは、言葉の知識も使う力もなかなか伸びまへんわ。
それ考えたら、きちんと英語の発音の仕組みを学んで
それで練習をしていかんと、すんごい遠回りしとることに
なりますやんか。
勿体ない。
小学校から英語を教科にするとか何とかより、中学校の
英語の先生に正しい英語の発音の仕方を教えられるように
鍛え直すことの方が大事とちゃうか?