それは、知らず知らずのうちに何回も練習してしまうという効果。
タイムアタックは速さを求めて、コピーイングは元の音声に出来るだけ
似せる過程で、なかなか満足できないんですよ。
壁にぶち当たる。
それを何とかクリアしようとして何度も何度も練習してモニターして
練習して計測して、って繰り返すことになります。
そのうちに、最初の目的である高速処理であったり発音の矯正であったり
以外に、素材に含まれる語彙の体得、文法項目(文の構造)の体得も
出来ていく訳ですね。
逆に言えば、「何回やる」というような形だけの目標を決めて
義務感だけで目標回数をクリアすることだけを目標にしてしまうと
大した効果はないと思います。
「少しでも速く、少しでも似た音で」という意識があって、
練習すること自体にハマってる状態でやらんことにはね、
なかなか効果は出てきません。
タイムアタックにしてもコピーイングにしても、練習自体を
楽しめるくらいまでやった人が効果を上げるんですよ。