これって視点を変えるとそうでもないんですよね。
喋るのに比べれば聞く方が難しい。
喋るのは自分が知っている単語を使って自分の快適な速さで
話せば良いけど、聴くのは語彙の選択もスピードも相手任せ。
(まぁ、遅すぎると相手がイラついてコミュニケーションが
破たんする可能性はありますけど、自分でコントロール
出来る範囲は聞くのに比べて圧倒的に広いのは間違いない)
それでも話すのが難しいと感じるのは、単に練習不足ですよ。
言いたいことを言うための道具を持ってへんワケです。
つまり使える表現とか文のパターンをインプットしてへん。
頭に入ってないものは当然、出しようがないんで、やっぱり
喋られへん、ということになるんですけど、それなら道具を
入れればよいという話ですわな。
で、入れるときに気を付けたいのは口で入れるっちゅうこと。
口を動かして疑似アウトプットをする過程でインプットが
進行していく訳ですよ。
せやから、TOEICの問題集でも、「これ、便利ちゃう?」と
思う表現があったら、とりあえず一旦何も見ずにスラスラ言える
状態まで持って行きましょ。
口に覚えさせるわけですよ。
口が覚えてくれると脳は楽ですよね。伝える内容に専念できます。
そうなってくると喋るのは楽になりますよ。
で、話せる内容は聞いても捉えやすいので、リスニングも
楽になるという、一石二鳥。
TOEIC の教材を使ってしっかりインプットしましょ。口でね。