書いたんですけど、今日の話はちょっと違う企画。
英語の発音を勉強するのに、どんな素材を使うのが良いのかを
考えたら、普通の人が会話しているような素材が良いんや
ないかと思うんですよね。
よく発音の教本なんかで採用されているのは、無味乾燥な
単文やったり「これ、いつ使うねん?」と思うような文で
あることが多いんです。
それは、注目している音素が多く含まれている文を使おうと
するからでしょうね。Peter Piper とか She sells seashells
みたいは Tongue Twisters なんてのがその最たるもの。
早口言葉というのは、滑舌を浴する練習にはなるんかも知れん
けど、実際のコミュニケーションの場面で使うとは思えまへん。
練習のために作られた素材やから、当然、話し手の感情なんて
もんは最初から存在しませんわ。しかも、特に重要な情報を
伝えているわけでもないんですよね。
それって、本来の言葉やないんとちゃう?
それよりは、ドラマや映画の1シーンに登場するセリフを使って
話している人の伝えたい内容や気持ちを反映した話し方を意識
しながら発音の練習をした方が良いんとちゃうかと思うわけです。
で、そういう学習の場を作ってみようかなと思うてるわけですね。
『英語劇で学ぶ英語発音』
出来れば、何回かに亘って実施して、セリフを覚えて実際に
話しているかのように演じるところまでやるとかなり実践的に
鍛えられると思うんですよね。
やってみよう。