説明は日本語の方が解りやすいし早いことが多いんで、問題解説は
日本語でやる部分も多かったんですけど、それでも英語でやる
時間帯もありました。
まぁ、考えてみたら TOEIC って、英語のテストですからね。
それもコミュニケーションのための英語のテストですから。
TOEIC の授業で英語を使わない理由はないわけですよ。
特にクラスルームイングリッシュというような部分、例えば、
「パート5に進みましょう」とか「24ページを開いてください」とか
「質問はありませんか」とか「何を選びましたか」とか、
そういうやつは英語で言うても日本語で言うても理解度には
ほとんど差がありません。
あ、ちょっとある。
英語で早口で取り組む問題の番号を言うと、おいて行かれる人が
ときどき出てきます。
これはもう、英語で数字を認識する機会が圧倒的に少ないからですね。
で、数字だけに特化すると、TOEIC ではそれほど重要ではないんですけど、
もう少し広くとらえた場合、英語で聞こえてきた情報を捉えて一定期間、
記憶にとどめておく力というのは、TOEIC でもヒスの力です。
ということは、クラスでの情報伝達を一部英語で行えば、授業の進行
そのものが TOEIC で必要な能力の訓練になるわけですよ。
こらやらん理由がありませんな。