専門学校の授業で、英語の発音に注目して声を出す練習を
してもらいました。
こういう練習をしてもらえばしてもらうほど、英語の勉強を
始めたり再開したりした最初の段階で正しい発音について
しっかり学習することの重要性を感じます。
なにしろ日本語と英語では音の成り立ちが全然違う。
日本語の仕組みで英語の音を捉えようとしても無駄が多すぎて
なかなか学習が進みまへん。
そういう意味では僕はラッキーでしたね。たった1週間とは言え、
中学校の英語の授業で日本人の先生の日本語っぽい英語を耳に
する前に、NHKラジオの英語講座でアメリカ人の英語を聞けた
のはホンマにラッキーでした。
で、ラジオ講座の先生の『ゲストのお二人の発音を真似て言って
みましょう』という指示を真に受けてモノマネに走ったのも
ラッキーでした。
音真似を繰り返しているだけなのに、一応、単語の意味も
意識しているもんやから、勝手に単語の意味は覚えたし、
文の構造も何度も繰り返すうちに内在化できたし。
前頭葉で理解するというより、口の筋肉で語彙も文法も
覚えた感じですもんね。
英語学習のどの段階にあるにせよ、これまで音声面にあまり
注意を払ってきてないんなら、ぜひぜひこのタイミングで
根本的な日本語との違いを体験しましょう。
で、完璧でなくても「根本的に違うんだ」ということを実感
すれば、全然違った可能性が見えてくるはず。
習った須玖は完璧でなくても、英語の音の仕組みに耳を傾けて
口でも真似る意識を持ち続けて行けば、聴き取りが断然楽に
なるし、発音も改善していきます。
音読などの口頭練習が楽に楽しくなるんで、言葉を聞いたり
読んだり話したりという作業が自動化されていって、前頭葉に
かかる負担が減りますよ。