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2015年04月28日

英語を取り込む一つの方法

オーラル・インタープリテーションという練習方法があります。

僕もあまり詳しくないんですが、30年ほど前、神戸大学ESSの
メンバーだったころに見つけて少し影響を受けた練習方法です。

南山短期大学名誉教授の近江誠さんという方が研究されて
いて、一般学習者向けにも練習方法を書いた本を出版されて
いたように記憶しています。

『オーラル・インタープリテーション入門
―英語の深い読みと表現の指導 (英語指導法叢書)』

という本を買って読んだ記憶があります。

オーラル・インタープリテーションというのがどんなものなのかは、
オーラル・インタープリテーションとは何か?
何のためにするのか?
という文書にこんな説明があります。

OI とは,作品―小説,随筆,詩,戯曲,報道記事,手紙文等,ありとあらゆる文字媒体の文章(通常は抜粋)を,背後に語り手(=書き手)がいる「生きた語り」(=パロール)として捉え,語り手になり代わって,作品の「知的,情緒的,審美的全体」を解釈したように,読み聞かせるコミュニケーションである。


第三者によって書かれた作品の内容を自分なりに解釈してその内容を
読んで聞かせるものですね。その過程を通して、書かれている英語
表現を自分のものにしていくことで英語力を高める練習方法という
ことになります。

レシテーションもオーラル・インタープリテーションの一種という
ことになりますかね。


当然、3回や5回読んだくらいでは内容を深く理解することは
出来ないし、表現を自分のものにすることもできませんから、
何度も何度も繰り返し、読んでみては振り返るという過程を
繰り返すことになりますね。


その反復の過程で使われている表現が反射的に口から出てくる
ようにするわけですね。


オーラル・インタープリテーションの実演と説明をしている
動画を見つけましたんで貼っておきます。




僕が朗唱や英語劇を通して英語力をつけて行こうというのを
おススメしたいのも考え方としては似てるんやないかなぁと
思うてます。


 
posted by processeigo at 22:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 練習方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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TOEIC・発音・茅ヶ崎方式@西宮北口
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