くれました。
自分で英語記事を選んで読むと、どうしても似たようなトピックに偏ってしまいます。
これは自然なことですよね。自分で選ぶと自分の興味の
あるものに偏りがち。
特に、英文で読むことがしんどいうちは読みやすい、
背景知識の豊富な分野の文章を読む機会が多くなりがち。
で、実際、読み始める時というのは、「英語で読む」という
ハンデがある分、それ以外の要素は少しでも読みやすくなるように
1)語彙数を制限したものを読む
2)自分の好きなものを読む
3)自分の身近なことについて読む
のような工夫をして、少しでもたくさん読めるようにするのが
効果的なんですよ。
ただ、ある程度読めるようになってきたら、安心領域から
出ていく必要がありますよね。
自分が安心して読める範囲をいくら読んでいても、読む力が
あまり伸びないようになってくるから。
これ、スポーツにもよくたとえるんですけど、短距離走で
自己ベストを更新しようと思ったら、自分の限界を突破
しないといけないわけで、ウォーミングアップで走る
ジョギングのようなペースで何万キロと走ったところで
短距離の自己ベストは出ません。
筋肉の使い方が全然違うわけですから、当然です。
自分の好きな分野のものだけを読むというのは、ある意味で
ジョギングのペースで走るのと似ているかも。
短距離で自己ベストを狙うときの筋肉の使い方が違うように
自分が読み慣れない分野の内容を読むのも、出てくる語彙が
違うし背景知識が違うし、リーディングの筋肉の使い方が
違うわけですね。
違う筋肉の使い方もすることで、全般的な読む力が高くなって
行くわけで、ある程度読めるようになってきたら、ぜひとも
馴染みのない分野の英文にも触れるようにしたいもの。
そういう意味では、たまに僕の興味のあるNBAやら
アメリカンフットボールの記事を選んで会員さんから
「バスケットは知識がないので難しいです。」とか
「アメフトは知らないのでわかりませんでした」とか
感想が届く『Be Proactive』なんか、良いんじゃない
ですか?
Web会員になれば読めますよ(笑)。