やるのでかなり細かくチェックしてフィードバックすることが出来ますね。
もちろん、発音の練習というのは実技なんで、フィードバックして
出来るようになってもそれで完成というわけではありません。
「1回できたということ」と「いつでもできること」の間にはかなり
大きな差があります。
あ、「いつでもできる」というのはちょっと言い過ぎですね。母語でさえ
言い間違えるわけやから、「いつでも」っていうのはあり得ません。
まぁ、「意識しなくても大体できる」くらいが適切ですかね。頑張ら
なくても自然体で再現できる状態ですね。ここまで行かないと、実際には
スムーズなコミュニケーションになりませんからね。
発音に限らず、文法でもそうですけど、「話すべき内容」と「それを
伝える方法」を同時に頭で考えようとするとギコチナイ話し方になら
ざるを得ません。
車の運転で手順をいちいち頭で考えながらハンドルを握るようなものです。
あるいは手足の動かし方を頭で考えながらやる行進とか(笑)。
音の出し方に意識を向けなくても「正しい」と認識してもらえるまで
発音の仕方を身に着けるとコミュニケーションは楽になるしスムーズに
なるし楽しくなりますね。
フィードバックをもらってやり方を覚えて自宅学習で定着を図る、という
両方の場面が必要ですが、『発音レッスン』のように個別でやれる時間が
沢山あると、レッスン中にもある程度、しっかり反復して練習ができるんで
効率が良くなりますね。