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2015年07月15日

スコア換算表がない!のは一大事か?

アマゾンで TOEIC 関係の書籍を調べてて、ある模試のレビューに
「スコア換算表がない!」とあるのを目にしました。


まぁ、何らかの目安があった方が良いかなとは思うけど、ビックリ
マークを付けるような重要なことかというと、そうではないように
思うんですよね。


そもそも、市販の模試は公開テストとは全然違います。テキストを
決めるためにいろいろ模試を解いてみましたが、違和感を感じない
模試なんてありません。

どの模試もどこか違和感を伴うもんです。

まぁ、公式問題集にも違和感を感じますからドナイやねんっちゅう
感じでもありますが。


市販の模試の中で違和感が極めて少ないものということで考えると
片手で足りるくらいしか候補が思いつかん感じです。


それだけ出題内容、及びそのバランス、難易度、文章の長さなど
ホンモノに似ている模試は少ない。。。 つまり、問題の内容や
難易度、組み合わせなどが本物と違うので、換算表があっても
信頼できるかどうか、とても疑問が残ります。

で、換算表を作る仕組みにも注意が必要。


だいたい、過去数カ月以内に TOEIC を受験して有効なスコアを
持っている人に模試を受けてもらって、その人のホンモノの
スコアと模試での正解数をプロットしていって、両者の相関関係を
基に換算スコアを割り出してはるハズ。


これは信頼できるシロモノなのか?

例えば、公開テスト(IPテストでもOK)の前後1週間以内くらいに
模試のモニター受験をした人たちばかりのデータなら、それなりに
信ぴょう性がある気はしますよね。


でも、数カ月とか1年とか間隔があいてしまっている場合、最後に
TOEIC(ホンモノ)を受けた後の過ごし方で、100点や200点の
差は出てても全然不思議やありません。

つまり、換算表作成の下にになった人たちのスコアが現状を反映
していない可能性が非常に大きいわけですよ。


そんなものを元にどんだけ厳密な計算をしたところで、そもそもの
データが歪んでるわけやから大した信憑性はありません。


単なる気休めにしかならんと思うた方が良いでしょう。


その程度のもんです、スコア換算表なんて。
ビックリマークを付けてまで残念がるものでは全然ないし、
それで評価の星の数を減らすようなもんでもありません。


バカなことはせんとって欲しいもんです。


 
posted by processeigo at 22:57| Comment(0) | TrackBack(0) | つぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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TOEIC・発音・茅ヶ崎方式@西宮北口
プロセス英語会
 

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