まぁ、人それぞれの考え方があるんですけど、僕が
思うことを書きます。
TOEIC の超高得点、ここでは950点以上としときましょか、を
目指すことについて。
僕個人は、950点以上を【目指す】ことはそんなにおススメ
したいとは思うてません。
まぁ、勉強を続けて900点あたりまで来たら、次のの目標として、
950点とか990点を目指したくなるのは、ある意味、自然なこと
なんですけど、スコアを目指すよりはもっと他のことを目指した
結果、知らぬ間に950点なり990点なりが【取れてしまった】と
いう形の方が健全な気がするわけです。
950点なり990点なりを目指して、TOEIC の素材を使って学習を
する以上、TOEIC に出そうな素材にしか触れることがありません。
で、TOEIC で求められる、聞いて正解を選ぶ力、読んで正解を
選ぶ力しか強化されません。
それよりもっと全然違うことで英語を使うことやった方が、
結果として早く950点なり990点なりに到達するんやないかと
いう気がします。
例えば、英語でスピーチをしてみるとか、英語でディベートを
してみるとか、英語でディスカッションをしてみるとか、英語で
メールを書いてみるとか、英語でニュースを読むとか、英語で
ニュースを聞くとか、日常的に英語を話すとか、、、。
僕自身も、英会話学校での勤務のために、ネイティブスピーカーの
講師たちと日常的に話す機会があり、英文雑誌や新聞の記事を読む
機会もそれなりにあった時期を経て久しぶりに TOEIC を受けたら
970点なんてスコアが出てビックリしました。
まぁ、僕の場合は5年ほど TOEIC を受験していない間に伸びていた
ので、実際にどのタイミングで970点くらいの実力に達したのかが
分かりませんが。。。
TOEIC という山の頂上を目指して準備をするより、もっと高い山の
頂上を目指していると、知らぬ間に TOEIC の頂上に上る実力が
身に付くわけですよ。
一例。
TOEIC にはそんなに難しい単語は出てきませんけど、ニュースの
記事には、TOEIC と比べたら遥かに多くの単語が登場します。
TOEIC の世界で準備をしている限り、ほとんど出会わない表現や
単語でも、ニュースに接していると結構頻繁に出会ったりするわけ
ですよ。
どちらが TOEIC の超高得点に近づきやすいか、自明ですよね。
まぁ、TOEIC の世界に関わるにしても、問題を解くより、自分で
問題を作ってみる方が、断然、力になりますよね。英文を書く必要が
出てくるし、TOEIC の問題のロジックにも目が行きやすくなるし。
趙高得点を目指すなら、一旦、TOEIC 以外の世界にも目を向ける
方が良いように思います。