今日は久しぶりにTOEICを受けてきました。
今回は、860点を取るのに必要な正解数がどれくらいかを
調べてみようとおもって、リスニング、リーディングともに
87問ずつ正解しました。(のつもり)
で、それとは別に、不正解の選択肢にも注目して解いて
みたんですね。
あ、一応、補足しておくと、僕は普段、あまり不正解選択肢を
読んでません。解答時には。
リーディングはだいたい20分前後あまるんで、その後でいろいろ
問題を眺めるわけで、その時に不正解の選択肢がどうなってるのかも
気にはしてます。
ただ、最初に解答するときはあまり読んでない。
なんでかと言うと、リスニングにしてもリーディングにしても、
問題を解く前に放送なり問題文なりの内容を理解するんですね。
先読みをせずに放送を聞く。設問よりも先に文書を通読する。
そうやって放送や問題文の内容を理解したうえで設問と選択肢に
目をやります。
すると何が起こるかというと、正解の選択肢がふ〜〜〜っと
目立ってくるんですよ。何となく正解の選択肢に目が吸い寄せ
られる感じで、正解が目に留まります。
正解の選択肢さえ見つかれば、他の選択肢は読む必要がないんで
読まずに次の問題に目を移します。
選択肢が長いときとか、放送や選択肢の内容とはかなり表現が
違う言い換えがなされてるときとか、正解選択肢が浮かんでこない
ときもあるんで、その場合は順番に選択肢を読みます。
それでも正解が(D)でない限り、全部の選択肢を読むということは
しないことが殆どです。(A)を最後まで読んで、それが正解と分かっ
たら、(B)以降は読む必要がないですからね。
普段はそんな感じなんですが、今回は試しに
全部の選択肢に目を
通してみました(一部の問題だけですけど)。
で、感じたこと。
めっちゃシンドイやんけ、これ。特にリスニング。
多くの受験者が、放送を聞きながら選択肢に目をやって解答しようと
試みたくなるのも分かりますわ。時間が足らん(笑)。
それと、
こんなことを200問続けてたら、そら疲れますわな。
ユンケルやらメガシャキやらに頼りたくなるのも分かる気がする。。。
僕は今回、これをやってみて良かったと思う発見もあったんで、
この先、選択肢を全部読むという受験方法を取る回数を増やそう
かなと思うてます。
でも、同時に受験者の皆さんに対しては逆に、選択肢は後から
必要なモノだけ読むように強く強くお勧めしたいと思いました。
先に読んでおかないと不安という気持ちも分からなくもないんですが、
それをするがために、本来なら読まなくて良いモノをいっぱい読む
ことになって、余分な時間も取られてます。
その結果、聞きながら読んで解答するという離れ業(笑)をせざるを
得なくなってるわけですよ。
不安な気持ちを取り除くために、ワザワザ大変な作業をしょい込む
ことになってるわけです。
聞きながら選択肢に目を走らせて答えを探すという解答方法を
日頃から練習するより、
普段はリスニングの力そのものを高める練習をして、少しでも
正確に聞き取れるようになることを優先する方が良いんとちゃい
ますかね?
しっかり聞き取れてその内容が数十秒覚えていられるなら、
リスニング中に読むべき量が半減しますけど?
リーディングも似たようなもんですね。
設問ごとに答えを探して飛ばし飛ばしに読んでいくより、最初から
最後まで一気に読んだ方が場面設定とか話の展開が把握しやすいんで
情報を記憶しやすいはずなんですよ。
で、問題文を通読して大体の情報を覚えることが出来れば、設問を
読んで選択肢を眺めたときにパパッと解答が選べるはずです。
3問まとめてポンポンポンと解答するのって、楽ですよ。
まぁ、文書のタイプによっては必ずしも全文通読が良いとは限ら
ないんで、色んな読み方、色んな解答の仕方を出来るようにして
おいて、必要に応じて使い分けるのが一番楽ですけどね。
でも、そうするためには、300語強の文書を通読して、大まかな
内容で構わないから数十秒ほど覚えておける力をつけておくのは
とても効果的ですよ。
600点とか700点とかをお持ちなら、「フットワーク」を
鍛える日頃の基礎練習として、先読みなしで聞いて内容を覚える、
最初に問題文を通読して内容を覚える、というような練習を
やってみはりませんか?