通常、メルマガ『TOEIC漢方』のコンテンツは公開してないんですが、
例外的に『TOEIC・考』の内容をブログにアップします。
今回、前回の第278号と絡む内容を書きたいんですが、前号を
配信してから読者登録していただいた方がいらっしゃるので
その方々にも話が分かるようにするためです。
−−−−第278号の『TOEIC・考』、ここから−−−−−−−−−−−−−−−−−
■□ 深堀りする ■□■□
TOEIC の問題集を使う場合にやって欲しいなぁと
思うのは、問題文をしっかりと自分のモノにすると
言うことです。
同じ問題を解くと、答えはすぐに覚えてしまう可能性が
ありますね。
これは人によって得手不得手があるようですが、ある模試を
1回解いた後、軽く音読をしたり設問を作り変えた練習問題で
復習したりしただけで、換算スコアで500点アップした
人の例を知っています。
だから、問題を解く行為自体は、何度も繰り返しても
そんなに得るものはないです。
ただ、元になっている問題文は TOEIC に登場しそうな
内容なわけですからこれはトコトンなじませたいですね。
リスニングセクションの問題は、リピーティングしたり
オーバーラッピングしたり、コピーイングしたり。
パート4は一人のセリフなんでタイムアタックするのも
おススメです。出来うる限り速く読む練習です。
究極の速さを求めて何度も繰り返していると、文章の
構造を覚えてしまいますから、テストでも次にどんな
内容が来るのか、脳が勝手に予想しながら聞くように
なります。
パート1やパート2の短めの文なら、何も見ずに聞いて、
聞き終わってから繰り返して言う練習なんかもおススメ。
パート5の問題文を適当に指でかくして、隠れている部分を
補ってスラスラっと読むなんてのも良い確認になりますね。
パート6やパート7の問題文も、何も見ずに聞いている人に
意味が伝わるように音読したり、暗唱したりするのも
良いです。
この「聞いている人に意味が伝わる」というのは、とても
大事なポイント。
1つの意味の塊の内側でポーズを置いてしまったりすると
聞いている方はとても理解しにくい訳ですが、分かりやすく
読むためには、文の構造がきちんと分かって、意味も把握
できていないと不可能なんですよね。
だから、他人に意味が伝わる用の読み上げられるかというのは
手っ取り早い確認方法になります。
まぁ、そんな感じで口を使って一度解いた問題文を咀嚼して
取り込んでいけば、模試の素材を十分に活用することが
出来ます。
ぜひぜひ、深掘りしてください。
−−−−第278号の『TOEIC・考』、ここまで−−−−−−−−−−−−−−−−−
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posted by processeigo at 11:23|
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